株式会社ウイルプラスホールディングス

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株主の皆様へ

2023年度は、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化や地政学的リスク増大に伴う国際社会の分断化が進みました。半導体不足による生産遅延や物流の混乱による新車供給の停滞は解消されたと見られる一方で、当社グループを取り巻く環境は未だ厳しい状況が続きました。

一方で、4年ぶりとなる「MINI久留米」の事業譲受や新規ブランド「BYD」の取り扱い開始、「ウイルプラスエンハンス」の設立など、当社グループにとって大きな変化の年でもありました。また、7月1日付で、当社連結子会社2社の商号変更を実施いたしました。当社連結子会社5社すべてが会社名に「ウイルプラス」を冠することとなり、ウイルプラスブランドの一層の浸透を図ります。そのうえで、ウイルプラスグループとして、 中長期方針である「企業価値の向上」と「社会的価値向上」の同時実現を目指すべく、事業展開をさらに加速させてまいります。

当社では、昨年8月に新たに策定した「中長期戦略」にて、低炭素自動車(EV、PHV)の販売比率の増加を目指し、店舗のグリーン化投資を加速させることを掲げております。その一年目となる2023年度の低炭素自動車販売比率は6.6%と、昨年の3.2%から3.4pt増加しました。さらに再生可能エネルギーの導入目標は、2025年度に100%を目指していたところ、2023年度に前倒しでの100%達成を果たすことができました。このような取組みを通して、当社は自動車業界の脱炭素化に貢献し、お客様から信頼されるお店、サステナビリティに先進的な輸入車メーカーから選ばれるディーラー、当社店舗を起点に地域社会とともに発展する企業を目指してまいります。

株主の皆様におかれましては、引き続きのご支援、ご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長

成瀬 隆章